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出版社:G. Schirmer
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作曲者:Karel Husa/カレル・フサ
グレード:4.5
編成:吹奏楽
演奏時間:25分30秒
解説:1970年6月に引退したミシガン大学バンドの指揮者レヴェリ博士の引退記念のために作曲を依頼され、「プラハのための音楽1968」に続く2曲めの吹奏楽曲として作曲し、70年4月1日、作曲者自身の指揮により、同大学ヒル・オーディトゥリアムで初演されました。
この曲は地球の公害問題を描いた雄大な人間的作品として、また1970年代の最高傑作として、永く歴史に残る作品といえるでしょう。日本では1973年7月5日、国立音楽大学ブラスオルケスターの第14回定期(東京文化会館)で初演され、その名演は多大な感動を呼び、JBA(Japanese Band Directors Association 日本吹奏楽指導者協会)の1974年度総会で73年度の演奏奨励賞を受けました。
カレル・フサ自身、この曲についてスコアの序文で次のように述べています。
──この曲は現代人類の絶望的な局面とその無限な問題、日常化した殺人、戦争、飢餓、絶滅する動物、巨大な森林火災、そしてすべての環境の危険な汚染などが動機となって作曲された。人類の自然美に対する残忍な所有と悪用 もし現在のように無謀な速度で進んでゆくならば は、破滅に導くだけであろう。作曲者はこの美しい地球の破壊を止めることができ、破壊の悲劇(音楽的にはこの曲の第2楽章に示される)とその余波による荒廃が(第3楽章の「後記」として示される)現実には決して起こりえぬ単なる幻想としてだけ存在することを願うものである。
第1楽章の「崇める」で地球は宇宙のなかの光の点としてはじめてあらわれる。
われわれの記憶と想像力は、月から戻ってくる宇宙飛行士に地球が見えるのと同じように感ずるであろう。地球が次第に大きくなるにつれて、その悲劇的な瞬間のいくつかを思い起こすであろう(楽章の終わりに近い部分で木琴によって象徴される)。
第2楽章「破滅の悲劇」は多分、放射能の爆発により惑星を破壊に導く、自然に対する人類の現実の獣的行為に打撃を与える楽章である。地球は無惨に傷ついた創造物として死に絶える。
最後の楽章=終章(後章)では、現実には起こりえないことが描かれている。
地球は宇宙のかなたに砕け散り、人々の声は空間にまき散らされる。この楽章の終わりに向かってこれらの声 最初はコンピューターのように、そして機械的に は、あたたかさと悔恨をこめて、短くいわれる「この美しい地球」という言葉で唱和される。……そして多くの質問のなかの1つがわれわれの心に浮かんでくる。「どうして私たちはこんなことを起こしてしまったのだろう?」──
この曲には多くの新しい技術、半音よりこまかい1/4音の指定、個々の奏者による自由な創造的な演奏、幅広い強弱などが導入されています(これらはすでにペンデレツキーの「ピッツバーグ序曲」などに見られる手法ですが、それよりははるかに記譜的)。
フサはのちにこの曲を合唱団を伴うオーケストラの曲として書き改め、1973年4月にコーネル大学の管弦楽、合唱団を指揮してニューヨークのカーネギー・ホールで発表しています。
難しい曲には違いありませんが、フサの言葉によれば、アメリカでは中学校バンドが感動的に演奏した例があるそうです。日本のバンドにもチャレンジしてほしい曲です。
(秋山紀夫)